はじめに(2010/01/18改稿)

Vtol_4   本ブログは、矢的八十郎が同人誌RETURNやパソコン通信時代のウルトラマンフォーラム等で書き散らしたウルトラシリーズについての蘊蓄話や意見・感想などをまとめるところから始めました。  これらの情報は1999年以来ホームページのコンテンツとしてまとめてきましたが、ネットの主流がブログに移行する中で、より分類やコメント受付の簡単なブログにまとめ直して進めてきました。

 このようなウルトラシリーズについての重箱の隅的な情報は、以前はファンの間で共有されていましたが、ファン層やウルトラシリーズそのものの飛躍的な拡大によって、情報の共有が難しくなっております。本ブログが、ウルトラファンの皆さんが情報を共有する上での、ささやかなガイド役になれれば嬉しく思います。もちろん、矢的自身の見解も述べていきますので、コメント欄を通しての意見交換も楽しみにしております。

 同時に、本ブログは矢的がスタッフを務めていたパソコン通信上のコミュニティ「ウルトラマンフォーラム(FULTRA)」の個人的な記念碑も兼ねております。かつてはネットにおけるウルトラファン活動の中核を担っていたウルトラマンフォーラムは、2005年3月に閉鎖されてネット上には何も残っていません。しかし、そのテーマであった「ウルトラファンの交流」「ウルトラシリーズについての正しい情報」「ウルトラシリーズの応援」は今でも矢的のウルトラファン活動の基本になっております。
 本ブログは「役に立たないウルトラシリーズミニ情報」としてスタートしましたが、本日をもって「FULTRAの星より愛をこめて」に改名し、FULTRAの意志を継ぐブログであることを明記します。(当時のフォーラムマネージャーにはその旨ご挨拶しましたが、もちろん@niftyとは無関係の個人ブログです)

 なお、本ブログではウルトラシリーズ情報や感想をまとめて行きますが、作品の感想交換や最新情報等については、掲示板「電脳スタビライザーPADOC」や矢的のmixi日記でも話題を振ることがあります。また、その他の雑感や日常のことについても、従来通り「Y8ステーション」を活用していきます。

 今後ともよろしくお願いします。

 本ブログをご利用される方に必ずお目通しいただきたいことについては、以下に追記していきますので、ご一読をお願いいたします。
 

  • コメント、ご感想、情報の訂正等は歓迎しておりますので、当ブログへのコメントの形でお願いいたします。 ただし、スパム、無関係な宣伝、誹謗中傷等、一般的なネットマナーに反すると管理人が判断したコメントは予告なしで削除します。ネットマナーについての矢的の考えは、掲示板入り口のページに記してありますので、迷われたときはこちらもご参考になさってください。(2009/01/07)

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2017年8月30日 (水)

ラムネ好きのウルトラマン

18057967_1371123626303870_294319823郷秀樹にはおはぎ、矢的猛にはオムライスと、歴代ウルトラマンには好物が設定されることが多々ありました。しかし、それほど印象を残さなかったり設定のみに終わることがほとんどでした。

そんな中で、『ウルトラマンオーブ』では、クレナイガイにラムネという組み合わせが何度かさりげなく画面に描かれていました。それは「銭湯好き」という彼の設定とも相まって、「地球文化(特に日本の下町文化)になじんだウルトラマン」という彼の独特の性格を上手く語る小道具として機能していたと思います
7月から12月の放映で、撮影時期が暑い季節中心だったというのも、ラムネという小道具を引き立てていたと思います。

他にも、アイスにたこ焼きに焼きそばと、よく食べていたウルトラマンという印象です。
もちろん、ただ食べていたと言うだけではなく、ガイがナオミ手製のスープに惹かれてSSPオフィスに転がり込んだり、他のメンバーに食べてもらえなかったナオミ持参のたこ焼きをガイだけが食べていたり、コフネ製作所の焼そばパーティーにガイが何の違和感もなく溶け込んでいたりするなど、ガイと仲間たちとの絆を示すアイテムとして、「食事」が多用されていました。

一見生活感のない風来坊であるガイが、実際にはラムネや焼きそばを愛する気の良い青年であるという微妙な存在感こそが、『ウルトラマンオーブ』の作品世界を実在感あるものにするキーだったと言えます。歴代シリーズでは単なる飾りだった「主人公の好物」というアイテムをここまでドラマに生かし切ったウルトラマンとして、オーブはウルトラ史に残るヒーローだったのです。

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2017年8月11日 (金)

コミックマーケット92 参加のお知らせ

Return2017summerb恒例の告知です。

明日8月12日(土)、サークルスタビライザーは、東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット92に参加します。スペースは東T40bです。

コミケットカタログでは本誌RETURN50号を予告しましたが、都合により今回の新刊はRETURN EXTRAとして「怪奇大作戦」特集です。「帰ってきたウルトラマン」中心の本誌を楽しみにしていただいた方には申し訳ありませんが、メイン特集に加えて、「八つ裂き光輪」の研究、イベントレポートなど、別冊なりに充実した内容になっていると思います。どうかご一読ください。

お待ちしております。

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2017年7月25日 (火)

SSPの存在感

Sspテレビ東京版ウルトラシリーズ第4弾『ウルトラマンオーブ』は、大きな成功を収めて完結しました。
この作品の魅力を語るに当たって忘れてならないのは、主人公をサポートする民間組織SSP(SOMETHING SEARCH PEOPLE)の存在感です。
ドラマがガイ=オーブにだけ偏ることなく、SSPの3人にもバランス良く割り振られて、多彩なドラマを作り上げていました。
武装のない零細民間企業でありながら、歴代特捜チームに勝るとも劣らない戦果を挙げていたのも凄い話です。

さかのぼって考えると、『ウルトラQ』において、民間人である星川航空が怪獣に遭遇し過ぎて不自然という反省が生じ、その対策として『ウルトラマン』で誕生したのが、怪獣専門の公組織・科学特捜隊でした。
しかし、発想をさらにひねって「怪獣に遭遇しても不自然でない民間人」として誕生させたのがSSPというわけです。
この発想は、『民間のネット放送局」が実在する21世紀ならではのものだと思います。


しかも、「資金稼ぎ」や「食生活」など、民間人としての生活感をギリギリまで残しつつ、SSPに超常ハンターとしての異世界感もしっかりと持たせ、リアルとファンタジーを両立させた『オーブ』の演出力は、歴代ウルトラ史に残る非凡さがあったと思います。

Ssp7スーパーメカではないにもかかわらず、ビートルやウルトラホークに劣らない存在感を示した愛車SSP-7も特筆ものです。

また、彼らに会いたいものです。

※写真は、2017年1月のウルトラヒーローズEXPO(東京ドームシティ)にて。

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2017年7月 2日 (日)

何故、初代ウルトラマンの人気がトップではないのか?

Img_7289_2_4 『ウルトラマン』は、平均視聴率36.7%、最高視聴率42.8%の実績を誇り、日本中を怪獣ブームの渦に巻き込んだ超人気番組です。
 しかし、人気や世評では『ウルトラセブン』が「ウルトラシリーズ最高傑作」との評価を受け、圧倒的な人気を得ています。自分は初代ウルトラマン世代ですが、ウルトラセブンの人気は認めざるを得ないところです。
 また、第2期ウルトラシリーズの頃には初代ウルトラマンの影が薄く、学年誌上での扱いなどもゾフィーやセブンに比べて寂しいものがありました。

 ウルトラシリーズや円谷プロ作品のみならず日本実写特撮ヒーローの大看板であり、実績も完成度も圧倒的な『ウルトラマン』が、何故一時期『ウルトラセブン』の影に隠れてしまったか?
 その理由はいろいろ考えられますが、第2期シリーズ前夜の'70年ごろと、第3期シリーズ前夜の'70年代末に首都圏での再放送やメディア露出が少なかったのが大きな原因と思います。

 まず、'70年頃の初代ウルトラマンは『ウルトラファイト』前半に出演できず、その関係で学年誌への露出もセブンほど多くはありませんでした。おそらくは初代マンの放映権がフジテレビに移っていたためと思いますが、理由はどうあれここで初代マンの露出度は、セブンに比べてかなり下がることになります。

 そして『帰ってきたウルトラマン』が始まってからは、当初初代マンと帰マンが別人であるという設定が徹底されず、初代マンのメディアへの露出や商品展開がストップ状態になります。
 また、第2期シリーズでは、「初代マンは特別」というスタッフの意識から単独ゲスト出演が控えられていましたが(小学館『ウルトラ兄弟大百科』における満田かずほ監督の証言)、これが裏目に出て、“現役ヒーロー”としてのゾフィやセブンの方が人気が上昇してしまいます。
 学年誌で何度か行われた「ウルトラ兄弟強さ比べ」において、光線技のバリエーションが少ない上にゼットン戦敗北のインパクトが大きい初代マンが常に苦戦を強いられ、最下位に甘んじていたことも、過小評価の一因であったと言えるでしょう。

 さらには、'70年代末の第3次ブームで首都圏での初代マン再放送が一回だけ、それも中途打ち切りで後日残りを放送という不自然な形でしかされなかったことも、妙に初代のレア度を高めてしまいました。(この事情についてはいろいろ噂はありますが確証が持てる情報はありません)
 このブームの中で、『ウルトラマン』を再編集した劇場映画が二本も制作されたにもかかわらず、キャラクターとしての初代マンの扱いは中途半端であったと言えます。

 そんなこんなで、初代ウルトラマンは長いことセブンに比べてレアキャラクター扱いとなり、それは'90年代になってウルトラマンの数が増える中、「元祖」としていつも歴代のセンターポジションを確保することで、ようやく復権したと感じています。

1806929588_30_2 ここで、初代マンとセブンのどちらが上かという不毛な話をするつもりはありません。ただ、視聴率や営業成績では圧倒的に強かったはずの初代マンを抜いて、人気の面でセブンが突出してしまったの事情の一つとして、「円谷プロの一筋縄ではいかない営業戦略の歴史のために初代マンのセールスに様々な制約がかかる一方セブンは自由闊達にのびのびと活躍できた」という流れがあると思っていますので、ここに整理してみました。

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2017年5月 3日 (水)

資料性博覧会10 参加のお知らせ

2016_winter恒例の直前告知で恐縮です。

4日、サークルスタビライザーは、東京・中野サンプラザで開催される資料性博覧会10に参加します。
久々の新刊は、帰マン第47話「狙われた女」&丘ユリ子隊員をクローズアップします。
また、最近作『ウルトラマンオーブ』についても特集を組みました。

スペース64でお待ちしております。

資料性博覧会公式ページ
https://mandarake.co.jp/information/event/siryosei_expo/

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2017年4月 7日 (金)

40000hit御礼

Obu1当サイトは4月5日を以てアクセス数が40000に達しました。
皆様、ありがとうございます。
遅々とした更新で誠に申し訳ありませんが、ウルトラシリーズに関する話題は尽きることはありませんので、今後も更新を続けていきたいと思います。

現在、『ウルトラマンオーブ』を少しずつ見返しています。
詳細は別の機会に改めて書きますが、厳しい制作条件の中でウルトラシリーズの存続をかけて苦闘してきた“テレビ東京ウルトラシリーズ”が、一つの頂点を見たと感じています。
最近作を面白く見られるということはシリーズファンにとっては大変ありがたいことと思います。

今後、できれば月1~2回は更新していきたいと思いますので、今後ともよろしくお付き合いください。
(写真は、本年1月7日、東京ドームシティのウルトラヒーローズEXPO2017にて)

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2017年4月 2日 (日)

祝!『帰ってきたウルトラマン』46周年

1郷秀樹が写真の場所(東京都中央区佃)の非常線を飛び越え、ウルトラゾーンへの長い旅へと走り出してから、今日で46年目です。

偉大な空想特撮シリーズ三部作の遺産を引き継ぎ、新たな時代への流れをつないだ『帰ってきたウルトラマン』は、現在でも現役のコンテンツとして生き続けています。一昨年は、Blu-rayBOXの発売に合わせて、大手デパートで展示会が行われ、その健在ぶりを見せつけました。
近作『ウルトラマンオーブ』でも、主人公オーブが新マン=ウルトラマンジャックの力を引き継ぎ、ブラックキング、ナックル星人、ゼラン星人が元気な姿を見せています。

かつては長期シリーズの流れを作り、今でも後輩たちの活躍によって居場所を得ている本作は、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』と共にシリーズの顔と言って良い地位を得ていると思います。

本作を送り出してくださった方々、今でもコンテンツを支え続けている方々に感謝の意を表し、今後の展開に期待させていただきます。

乾杯!beer

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2017年1月 1日 (日)

2017年 メモリアルイヤーは続きます

Zettonあけましておめでとうございます。
1967年は、写真の彼による衝撃的な幕切れの後、ピンチヒッターである地球人の活躍を半年間挟んで、ウルトラ二番目のヒーローが華々しくデビューした年でした。
それからちょうど半世紀、ウルトラメモリアルイヤーはまだまだ続きます。

『ウルトラマン』完結50周年!

『キャプテンウルトラ』50周年!

『ウルトラセブン』50周年!

引き続き、ウルトラシリーズで盛り上がって参りましょう。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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2016年12月29日 (木)

ウルトラマン50周年の終わりに

Zenin_3ウルトラシリーズ誕生50周年の2016年も終わろうとしています。
50周年を記念する多くの作品、書籍、イベントなどが楽しめた年でした。

写真は、今年7月10日に杉並公会堂で行われた、ウルトラマン50周年イベント『ウルトラマンの日in杉並公会堂』での写真です。(ステージではなく記念撮影用)

歴代ウルトラマン一人一人を誕生させるため、それぞれのシリーズ制作に費やされてきた才能と労力、そして度重なるシリーズ中断のたびに行われた再開に向けての様々なムーブメント。

こうして全員集合の姿(エレク、ロト、アミア、アンドロ戦士団なども並べて欲しいものですが)を見ると、感慨無量以外の言葉が思いつきません。

また、多くの友人との出会い、憧れの人たちとの出会い、ファンサークルの運営、商業誌への参加など、自分の半生に多くのイベントを与えてくれたTVシリーズの節目と言うことでも、様々な思いを感じます。

2016年の終わりにあたり、ウルトラシリーズを作り上げてきたすべての皆様に、改めて感謝申し上げ、今後に期待させていただきます。

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2016年12月28日 (水)

ウルトラとゴジラの間に

Muramatu1Muramatu2Gojira


驚くべき科特隊誕生秘話!

もちろん、キャラクター管理がゆるかった時代ゆえの記事というわけで、本編の設定に影響があるわけではないのですが、'50年代後半から'60年代前半にかけてのプレ怪獣頻出期に、後の円谷特捜チーム関係者が何をしていたか、あれこれ想像してしまいます。

ラドンやモスラやバランと戦った記録が、ドキュメント・pre-Qに残されて、MATやZATやUGMを経てCREWーGUYSまで継承されたと想像すると、やはりクロスオーバーのワクワク感は抑えきれません。

実際には制作上の都合である「バラゴン、パゴス、ネロンガ、ガボラの関係」や「国連VTOL機に酷似したジェットビートル」などのリンクも、ゴジラワールドとウルトラワールドに接点があると考えれば、また新たな考証が可能になってきます。

昔は考えられなかった、制作会社を超えてのクロスオーバーも珍しくなくなっている今、ゴジラ→ウルトラの設定もサルベージする価値があるのではないかと思います。

(活字は『怪獣大全集【復刻版】1  円谷怪獣のひみつ』より引用させていただきました)

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